海外研修4日目
ハイフォン副市長表敬
ハロン湾クルーズ
ハノイ泊
ハイフォン市表敬
ハイフォン市の副市長さんらに表敬訪問をしました。緊張感のある雰囲気や掲げられてある国旗に北九州市の高校生の代表として、この研修に参加させていただいているという自覚が湧きました。ベトナムの代表の方々と向かいあって座り、挨拶を交わした後、副市長さんにお言葉をいただきました。「北九州市とハイフォン市、友好関係を結び5年目となり、嬉しく思う。これからも協力して様々な取り組みを実施して行きたい。」副市長さんの強い思いが心に響きました。
私達研修生も、「ベトナム研修を通して、現地でしか知ることのできない現場の雰囲気や働く人々の様子を肌身で感じ、より深く学び、考えることができました。このような貴重な経験をすることができたのも、ハイフォン市が私たちを温かく受け入れ歓迎してくださったおかげです。本当にありがとうございます。私たち北九州市が、ハイフォン市とともに協力し合い同じ事業に取り組めることをとても誇りに思います。今後の北九州市とハイフォン市のより良い関係と発展を祈願いたします。」とベトナム研修の感想や感謝の気持ち、これからの願いなどを伝えました。
言語も習慣も文化も違う国同士が友好関係を築くことは簡単なことではありません。お互いが尊重し合う姿勢が大切です。長い時間をかけ、理解し合い、絆を深めてきたのだと思います。
この素晴らしい友好関係を保ち、さらに発展させていくのは、私達若い世代の役割です。自覚もしっかりと持ち、この研修で学んだことを次世代、同世代の仲間たちに発信していきたいと考えます。
(櫻井つぐみ)
ハロン湾クルーズ
ハロン湾クルーズに行きました!
大自然に圧倒され、美しさに魅了されてしまいました。行きのクルーズ船の中では、水質をはじめとする水環境について学びました。私が1番印象に残っていることは、ハロン湾の水が家庭排水などで年々水質悪化しているということです。広い湾なので、一概にどのくらい悪いと断定するのは難しいそうですが、それでも、ハロン湾のクルーズ船が出航する港では水面にゴミが浮いているのが見えたり、油が浮かんでいるのがうかがえたり、あまり綺麗とは思えませんでした。
クルーズ船がハロン湾の中程まで移動した頃には、水も綺麗になり自然の壮大さに目を奪われました。この美しい自然を守り、後世に伝えていくためにも私たち人間が出す排水は綺麗に処理し、環境に優しい社会を作っていく必要があると改めて実感しました。
ハロン湾クルーズ
すごくきれいな景色でした
ティエンクン洞窟
国際協力について
JICAベトナムでお話を聞いた中で、私が1番心に残っていることは、「挑戦すれば、誰でも国際協力をすることができる」ということです。
その理由は主に2つあります。
まず第一に、この言葉を聞いて「国際協力」という言葉により親近感と現実味が増し、より身近に感じられたからです。
私たちに説明してくださった清水さんは特別な専門技術を持っていなくても国際協力に携わることができるとおっしゃいました。例えば、日本語や自分の得意なスポーツなどを教える、など私たちがすでに持っている知識などを伝えていくことも国際協力の1つであることを知りました。
ベトナム海外研修2日目に交流させていただいたチャンフー高校でも日本語クラスがあるにもかかわらず、日本人の教師、ネイディブはいませんでした。クラス全員が日本に留学したいと願っているというお話を聞き、また、私たち高校生6人がホールに入ると皆積極的に話しかけてきてくれ、「日本人と話すことのできる貴重な機会」であると喜んでくれました。「話す」という私たちが日常で当たり前のように行なっているようなことから、国際協力に繋がるということを知り、行動する勇気をもらうことができました。
(大楠 千珠)